ジム・ホールの想い出 ロン・カーター (2014年)[CD]{ライブ録音}

ジム・ホールの想い出 ロン・カーター

オススメ度

★★★★★

所感


【番外編】
ロン・カーターらによるジム・ホールのトリビュート(追悼)ライブ。
そこにはジム・ホールがいない。しかしジム・ホール的な何かを感じるライブ盤。
ジム・ホールを知らなくとも、単純にただすばらしいベースとギター2人のトリオ演奏が聞ける良盤です。

【アルバムが制作された背景】
2014年1月にジム・ホールとロン・カーターのデュオによる来日ライブコンサートが公演される予定でした。ですが、2013年12月10日にジム・ホールが逝去したため、予定を変更してロン・カータらによるジム・ホールへのトリビュート(追悼)ライブが公演されました。そのライブを収録したアルバムです。
関連リンク(サイト内)

音源は2014年1月20日ブルーノート東京のライブを収録したもの。収録曲から推察すると2ndステージと思われます。ステージの配置としては中央にロン・カーター、ギターは左がラリー・コリエル、右がピーター・バーンスタイン。
ライナーノーツやJazz Life 2014年7月号のロン・カーターへのインタビューでは、ギタリスト二人を迎えることはエージェントによる提案だったそうです。また、予定通りジム・ホールとデュオでライブを行っていた場合、録音を予定していたようです。つまり、ジムとロンのアルバムの発売を予定していたと思われます。

引用:(ロン)「何ヶ月も前から、ジムにレコーディングを頼んでいたんだ。日本でのデュオのライブをやろうっていうのは、レコーディングが条件だったのに・・・」

【所感】
選曲が、ジム・ホールとロン・カーターがらみでは「おなじみでない曲」が2曲あり、ちょっと意外。知らなかっただけですが。With A Song In My Heart、There Will Never Be Another Youは手持ちの音源ではジムとロンが共演しているものがありません。過去にライブやジャムで演奏していたのかな、と思いをめぐらせます。この2曲はジム・ホール関連のアルバム全体でみてもほとんど演奏がなく、With A Song In My HeartはJim Hall Trio featuring Tom Harrell :These Rooms (1988年)のみに収録されています。There Will Never Be Another Youは手持ちの音源ではジムが演奏しているものはありません。(かろうじてZoot Sims : Choice (1959年)[CD]に収録していますが、ジムは演奏していません。)

さて内容ですが、ジム・ホールはいないのに、ジム・ホール的な何かを感じます。うまく言葉ではいえませんが・・・技術的に演奏が似てるとかどうとかでなく、3人がジム・ホールという人物をその場で描いて表現している、そんな感じです。といってもわたくしは実際の本人を知っているわけではないのですが。聴いているとなぜだかジム・ホールの顔を思い浮かべてしまいます。ってえらいスピリチュアルやわー まぁ素敵な演奏ちゅーことで。
***
ところでRon Carter and Jim Hall : Telephone (1984年)[CD]{ライブ録音}が2014/8/27に再発されるみたいです。これはけっこうおすすめ。

詳細

アルバムタイトル(英題)
In Memory Of Jim
アルバムタイトル(邦題)
 ジム・ホールの想い出
アルバム名義(英語表記)
Ron Carter
アルバム名義(日本語表記)
ロン・カーター
収録年
2014/1/20 Blue Note Tokyo
所有盤
国内CD
制作
ユニバーサル クラッシクス&ジャズ
発売・販売元
ユニバーサル ミュージック合同会社
CD発売日
2014/6/18
規格品番
UCCQ-1007
JAN
4988005827319
定価
2,800円+税

曲目

  1. With A Song In My Heart
    作曲
    Richard Rodgers,Lorenz Hart
  2. Anouncement 1 By Ron Carter
    作曲
    -
  3. All The Things You Are
    作曲
    Jerome Kern,Oscar Hammerstein II
  4. Alone Together
    作曲
    Haward Dietz,Arthur Schwarts
  5. There Will Never Be Another You
    作曲
    Harry Warren,Mack Gordon
  6. St. Thomas
    作曲
    Sonny Rollins
  7. Anouncement 2 By Ron Carter
    作曲
    -
  8. Bags' Groove
    作曲
    Milt Jackson

演奏者

Ron Carter
bass
Karry Coryell
guitar (left)
Peter Bernstein
guitar (right)

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ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Universal 共演者.RonCarter

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jazz life 2014年7月号にジム・ホール 関連記事 



jazz life 2014年7月号にジム・ホール関連記事が掲載。

ロン・カーター インタビュー(カラー4p)
ジム・ホール追悼アルバム「ジム・ホールの思い出」を発表とのことで、1月のジム・ホール トリビュートライブ公演後にインタビューしたもの。

引用:「ブルーノート東京2日目ライヴ・レコーディングされ、アルバムとしてリリースも予定されるとのことです」

 とインタビューしているが、最初からリリースきまってたのか・・・。

ジム・ホール追悼イヴェント@ブルーノート・ニューヨーク=リポート(カラー3p)
ギタリスト井上智によるライブレポート。ライブにはご本人も出演されています。小さいながら写真多数。

引用:「6本来は(2014年)4月18日から3日間、ジム・ホール・クァルテットがブルーノート・ニューヨークに出演する予定だったが、それをメモリアルコンサートに変更したとのこと」

さて記事には非常に興味深い言及がたくさんあります。
4月19日にはジム・ホール追悼ドキュメンタリー撮影があったとのこと。ArtistShareの企画とのことですが、いつどのように見られるのでしょうか・・・http://www.artistshare.com/v4/

4月20日のライブレポートによると、多数のジム・ホールに縁のあるミュージシャンが出演したようで、写真も多数あり垂涎。セットリストも濃いわー。やばいわー むしろこのライブ映像をブルーレイにしてくださ・・・

井上智氏のコメントによると

引用:「6月末に感謝と尊敬を込めて、ジム・ホール作品集を録音し、この秋にリリースする予定です」

とのこと。楽しみです!

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「ジム・ホールの想い出」ロン・カーターらのトリビュートライブCDが6/18発売

おお なんかきてるー 情報があんまりないんだけど。Amazonから引用。

ジャズ・ベースのレジェンド、ロン・カーターのライヴ・アルバム。2014年1月にブルーノート東京にてライヴ録音。急逝した盟友のギタリスト、ジム・ホールに捧げる厳かな雰囲気ただようパフォーマンスからベスト・テイクを厳選。ジムの遺志を受け継ぐラリー・コリエル、ピーター・バーンスタインの2ギターとのトリオ編成で、ジムとのデュエットのレパートリーだった有名スタンダードを中心に披露。 (C)RS

【追記】
ユニバーサルミュージックの公式リリース情報
ロン・カーター | Ron Carter - ジム・ホールの想い出 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN


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