ジャズ・ギター・レジェンズ Vol.1 ジム・ホール [書籍]

オススメ度

★★★★★

所感

ジャズ・ギタリストであるジム・ホールのムック本。詳細は出版社の商品紹介(リンク:シンコーミュージック内の商品詳細)の通り。表紙から裏表紙にいたるまですべてジム・ホールづくしのファン向け愛蔵本といった内容。

内容濃いわ!星5つ。いったい誰に需要があるんだか、売れるんだかわからんような、こんな本つくったひとたちに大感謝(超失礼)。そしてジムおじさまはたくさんの人に愛されてるんだなーと実感。

てきとうメモ:

  • 思っていたよりも濃い内容だったので満足。生い立ち、楽器、機材の紹介などは、通常の雑誌の紹介などでは決して取り上げないような実に細かいところまで記述しており、関心を通りこしてもうその偏執っぷりに平身低頭でございます。
  • ジム・ホールのインタビューがいくつか掲載されているが、それらはすべて同出版社のjazz guitar bookシリーズの2004年~2011年の既刊から再掲載したもの。
  • 2012年6月に来日コンサートのライブレポートも掲載されいる。6月2日のコットンクラブでのソロ・コンサートは行かなかったのでレポートはありがたい。なんと全曲ソロでなくて、途中からギター・デュオだったと。もう一人のギターはArtistShareのCEO ブライアンン・カメリオ氏だったとのこと。
  • ジムが1970年代まで使っていたギブソンのギターES-175は、ジムの脊椎の手術費用を捻出するためにコレクターに売ってしまったらしい。ううむ。
  • ジム・ホールのギター奏法の解説や楽譜も豊富。つーかCDになってなくてたぶん聞いたことのない人も多そうなJim Hall And Red Mitchell (1978年)の曲を引き合いに出されても!わかる人いないがな!と突っ込みたくなるが、どうせこの本はそんなレア曲でも知ってる人しか読まないだろう的な開き直りつつの超マニアックな解説をしまくる暴走っぷりがたまらん。
  • ジャズギターの弾き方そのものの基本的な解説(ツーファイブでのスケールのとり方)があって、私のようなへたれギター弾きにはうれしい内容。
  • 全リーダー・アルバム完全ガイドがあるが、サイドマンとして参加したアルバムも完全リストがあればなおよかったかも。
  • 最後の楽譜集にあるAll the things you areは、Jim Hall & Pat Metheny (1999年)からの採譜だったのが意外。Jim Hall’s Three (1986年)のやつかと思ってた。Big BluesはArt Farmer & Jim Hall : Big Blues (1978年)からの採譜。

詳細

書籍タイトル
シンコー・ミュージック・ムック jazz guitar book Presents ジャズ・ギター・レジェンズ Vol.1 ジム・ホール
書籍シリーズ
jazz guitar book Presents ジャズ・ギター・レジェンズ
初版発行
2012年9月11日
形態
書籍
販売元
株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント / 公式サイト 商品詳細
発売日
2012年8月22日
JAN(ISBN-13)
9784401637157
定価
1,886円+税
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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『ジャズ・ギター・レジェンズ』第一弾、ジム・ホール(Jim Hall)篇が8月22日(水)に発売

2012年8月22日にシンコー・ミュージックからジム・ホールのムック本が発売される。

コンテンポラリー・ギターの開拓者ジム・ホールにスポットを当てたムック本が登場!
ジャズ・ギター史に燦然と輝く偉人を紹介するムック本シリーズ『ジャズ・ギター・レジェンズ』第一弾、ジム・ホール(Jim Hall)篇が8月22日(水)に発売されます。(中略)

シンコー・ミュージック・ムック jazz guitar book Presents
ジャズ・ギター・レジェンズ vol.1 ジム・ホール
(A4判 / 100頁 / 定価1,980円)

詳細はリンク先を参照されたし。どんな内容なのかなー。

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ジム・ホール 新作「Live vol.2-4」ボーナストラックmp3提供開始

ジム・ホール 新作「Live vol.2-4」のボーナストラック7曲を、Artistshareがmp3ダウンロード提供開始。Live! vol.2-4予約注文者はArtistshareのサイトにログインしてダウンロードできる。
そんなことよりCD発送はまだかーっとクリックし拝聴。

気絶。

すばらしい。
ボーナストラックは下記のとおりで、既出の4曲の別テイクと更なる追加音源3曲。
  1. Emily
  2. Prelude to a Kiss
  3. Spring Is Here
  4. Fly Me To The Moon
  5. Two's Blues
  6. Moonlight In Vermont
  7. Careful

Two's Bluesがすばらしすぎてビクンビクンしちゃう・・・ッ まだこんな隠し玉を・・・!

はてさて、CD発送はまだみたい・・・やっとブックレットができて、もうじき発送とのここと。

以下Artistshareからのダイレクトメール(2012/8/17付)


Dear XXX,
Thank you all for being so patient while we worked out all of the packaging issues for the Jim Hall Live Vol. 2-4.    The package is a 132 page hand bound book featuring liner notes from Don Thompson and Terry Clarke as well as pictures, news clips and exclusive interviews with Pat Metheny, Nels Cline, Scott Colley and Chris Potter.  The package will include 4 CDs (3 audio CDs and hi-res audio files on the 4th).  We are very excited about it and can't wait to get them here to send out!   We will also be shipping out the Live at Birdland CD at this time.

Today we posted 7 bonus tracks to your account.  Please login to download and enjoy even more music as a special thank you from us for supporting this project!

Best regards,
Jim Hall

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Ken Hanna : Jazz For Dancers (1955年)[CD]

Jazz For Dancers Ken Hanna And HisOrchestra  

オススメ度

★★☆☆☆

所感

これがジム・ホール最古の音源?てことでジムおじさまプロデビューの音源はこれなのかなーと。
本作品はキャピトルレコードからリリースされた「ケントン・プレゼンツ」シリーズのひとつ。ジャズ・ピアニストのスタン・ケントンがプロデュースしている。ケントン楽団のトランペッター、アレンジャーでもあったケン・ハナのリーダー作品をつくろうってことで制作されたみたい。
全体の内容は、ビッグバンド編成による演奏で、にぎやかで豪華なかんじ。1920~1930年代のアメリカ映画の歌唱曲のカバーも多くふくまれ、古きよきアメリカの社交パーティーでのダンスBGMっぽい、明るい楽曲が多い。メローなムード歌謡っぽい曲や、歌モノが2曲(#4、#11)あったりと、飽きさせない構成かな。
肝心のジム・ホールのギターは・・・割と弾いているが、あんまり聞こえない。ん~惜しい!バッキング がメインだけど、ところどころメロディぽいのも聴こえる。この頃はまだ、ジムのギターはレスポールなのかな。そのわりには結構ハコっぽい太い音がでてるのが意外。まさしく歴史的資料の音源。内容はわるくないがジム度判定で星2つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
Jazz For Dancers / ジャズ・フォー・ダンサーズ
アルバム名義
Ken Hanna And His Orchestra / ケン・ハナ・アンド・ヒズ・オーケストラ
収録年
#1,2,5,8,11,12:1955/4/30 ,#3,4,6,7,9,10:1955/5/7
オリジナルレコードレーベル
Capitol Records T6512
CD発売元,レーベル
株式会社EMIミュージックジャパン
所有盤
国内CD
CD発売日
2011/4/20
規格品番
TOCJ 50104
JAN
4988006885448
定価
999円(税込)

曲目

  1. The Continental
    作曲
    Con Conrad / Lyrics : Herb Magidson
  2. Patent Pending
    作曲
    Ken Hanna
  3. Trumpicale
    作曲
    Joe Dolny
  4. I Can't Believe That You're In Love
    作曲
    Jimmy McHugh / Lyrics : Clarence Gaskill
  5. Encore
    作曲
    Ken Hanna
  6. Let's Fall In Love
    作曲
    Harold Arlen / Lyrics: Ted Koehler
  7. Shake Down
    作曲
    Ken Hanna
  8. Bogota
    作曲
    Ken Hanna
  9. Penthouse Serenade
    作曲
    Val Burton / Lyrics : Will Jason
  10. I Cover The Waterfront
    作曲
    Johnny Green  / Lyrics : Edward Heyman
  11. Lullaby Of The Leaves
    作曲
    Bernice Petkere / Lyrics : Joe Young
  12. Smoky Joe
    作曲
    Joe Dolny

演奏者

Track#1,2,5,8,11,12(1955/4/30)
Ken Hanna,Art Depew,Joe Dolny,Bob Rolfe,Ralph Osborn
trumpet
Roy Main,Stan Malley,Dick Nash
trombone
Jay Cooper,Dick Houlgate
alto sax
Bob Hardaway
tenor sax
Bart caldarell
soprano sax,tenor sax
Lennie Mitchell
baritone sax
Jim Hall
guitar
Joe Felix
piano
Ralph Pena
bass
Mel Lewis
drums
Sherli Sonders
vocal (on track 11)
Lennie Mitchell
bass
Track#3,4,6,79,10(1955/5/7):Same personel as above,
except
Graham Young
trumpet
Dave Wells
trombone,b-tp
relpace Ralph Osborn,Roy Main, Sherli Sonders(Vo-4)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Capitol 共演者.KenHanna

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kawagu

Author:kawagu
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