Jim Hall Trio ライブ 2nd ステージ Billboard Tokyo [2008年]

(本文は過去記事です)2008/1/26のJim Hall Trio ライブ2nd Stageに行った。

ジム・ホール・トリオ来日公演スケジュール

メンバー:Jim Hall (guitar),Steve LaSpina[公式サイト](bass),Terry Clarke(drums)以下覚書。

Jim Hall Trio Live Set List(2nd Stage)at Billboard Tokyo , Jan 26 2008
No. 曲名   雑感
1 不明   新曲か?Furnised Flats とTwo's Bluesをあわせたようなジャズブルース。キメがすげーおおくてむちゃくちゃかっけー。音源ほしーぜー。
2 All the things you are   3拍子のバージョン。CDではデュオでやってることが多い。個人的にはThree(トリオ編成)の激しい4ビートのバージョンがすき。でも今回はトリオかつ3拍子。これで3拍子もかっこいいなと思った。
3 Ouagadoudou   CDできいたときはいまいちだったが、トリオで聴くと迫力があってかっけー。
4 Beija-flor   ベースのSteveがリードをとる。アルバムではピアノとギターがリードだっただけに意外。それにしてもSteveめちゃくちゃ太ったな!実にアメリカンなメタボ代表だぜ。でも音と演奏に文句はございません。
5 My funny valentine   定番といえば定番だが、All the things you are と進行がかぶるかんじなのでほかの曲もってきてもよかったかなと思う。でもかっこよかったので満足。
6 Blackwell's Message   まぁこういのもいいんじゃないでしょうか。わかりやすい曲だけでなくてこういう変人ぽいのやるところがジムおじさんらしさなんだし。
7 In a sentimental mood   このごろはPower Of Threeばかり聴いて、特に気に入ってた曲だったので、今回はこれきけたのがラッキー。たまらんぞなもしー。
8 St.Tomas   定番だね。
9 "Heiwa" Improvisation   アンコール。Without Wordsみたいな静かな曲。即興ぽい。Dedicate to HEIWA(平和)と紹介してた。どーもこのところのジムはインタビューで音楽に関係なく平和を主張したり(参照:新ジャズ・ギター 徹底講義 2007)、2004年にワタクシがもらったサインに漢字で「和」と書いたり、平和主義が目立つな。老練となり色や酒なんぞ超越して達観の境地にいることが伺える。
追記
Free AssociationのCD購入者特典ダウンロードmp3にGeoffrey Keezerとのデュオ版がある。

ワタクシは今回で4回目の参拝となったジム・ホールのライブですが、今までにくらべてすごくよかった。たしか1997年の来日時(2回見た)はピアノにKenny Barronがいるカルテット(参照:PanolamaでKenny Barron参加音源が聴ける)で、ピアノの演奏が華美すぎてジムにあわないような気がした。ジムの演奏や音はよかったんだけど。
2004年の来日時は今回同様トリオだったけど、glandslamの リズム隊で、これもなんか違うなぁと。というか音がすげー悪かった。ハコの鳴りがわるかったのかもしれないが、ジム独特の音が会場で再現されてなく、アン プより生音をたくさんひろってなってるような、アコギを弾いてるような音だったと記憶している。そのせいか演奏もちょっと精細を欠いた印象だった。何より すごく曲がった背中と震える手に非常に心配になったものだった。

んで、今回はこれらの心配をしつつ、いくつかの名盤できいたような演奏はもうきけないのかと半ばあきらめ気味に行ったわけですがよい意味で予想を裏切られた。

ま ず、ジムのギターの音がすばらしかった。ハイをカットしつつも消してヌケが悪くなることなく温かいミッドレンジの音がどんどん響いてくる。やばい。目がお 星様状態になる。往年の70年代~80年代の音に近い(といってもCDでしか聴いて無いけど)。2000年以降のアルバムでは従来の彼の持ち味である音色 をぜんぶ捨ててしまったような細い音が特徴だったが、なぜか今回は太い音に戻っている。すばらしい。そしてアドリブ。音色同様、近年のアルバムでは流麗な スケールは控えめで、コードとトップノートのヴォイシングによるアドリブの比率が高くなっており、加齢とともに指が動かなくなってきたのかと思っていた。 しかし今回のライブではそのような心配なぞ無用だというくらいに、スケールプレイも続出。All the things you areやMy funny valentineで十分に堪能できた。すばらしい。

なお、ジムのエフェクタ使用については賛否両論あるようで すが、わたくしは今回のライブについてはありかな、と思います。John Scofieldみたいに過激に音色を変化させてるわけでもないし、適度な表情の変化ってことで許容範囲内です。演奏中にわりとこまごまと調節して気を 配ってたので無意味に使ってるわけじゃなないと思う。

今回のもうひとつの特筆すべき点は、リズム隊が最強だったことでしょ う。わたくしが愛聴している70年代後半~90年代前半のアルバムのキーパーソンであるドラムのテリー・クラークとベースのスティーブ・ラスピーナ。この 2人がいてまずい演奏になるわけがない。glandslamのリズム隊(トリオのライブ盤であるMagicMeetingも 同様のリズム隊)はやはりジョー・ロバーノ(sax)がいてのリズム隊なのだな、と思う。あーこれでGil Goldstein(piano)入りのカルテットだったらわたくしは終演後に悦楽のあまり東京ミッドタウン高層ビルの最上階からうっとりと桃色に頬を染 め上げながら地上にめがけて自然落下していたかもしれません。あぶないあぶn

すいません酒のんで書いてるので意味不明です。とにかく今回はかなりよかった。満足。

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