Starlicks Master Sessions With Jim Hall (1993年)[VHS]

Starlicks Sessions With Jim Hall

オススメ度

★★★★☆

所感

ジム・ホール本人によるギターの教則ビデオ。室内セッションでのライブをおこなっており、貴重なライブ映像としても楽しめる。その上、私ががもっとも好きな頃のメンバー編成の出演で、かつ、好きな曲ばかりが演奏されており、これはディープなファンにとっては必須アイテムだ。最近はDVD版が販売中(サイト内リンク)

映像中、ジム・ホール自身によるそれぞれの曲の由来も解説されているが、字幕は無い。その代わりヤマハミュージックトレーディングが輸入販売していた国内発売版のVHSビデオには対訳を掲載した冊子が同梱されていた。ジム・ホール自身による曲の由来についての解説を下記にいくつか引用する。

(サブセクエントリー/Subsequentlyは)私の最初のバンドのバンドリーダーであったチコ・ハミルトン(Chico Hamilton)に捧げた、ユーモラスで愛情のこもった作品だ。チコがプレイしていたリズムやソロがもとになっている。私たちがこのリズムをやると彼はそれを面白がって色々と冗談をやったものだ。それに「サブセクエントリー(そして・・・)」という言葉がチコの口癖だった。だから私はこの曲を「サブセクエントリー」と呼んでいる。
(トゥーズ・ブルース/Two's Bluesは)私がこの曲を書き始めたのは、ビル・エヴァンス(Bill Evans)とのレコーディングの約束があったからだ。だが間に合うように書き上げられなかった。その後、チェット・ベイカーやロン・カーターとやる時には間に合ったが・・・そしてスティーブ・ガッド。確かこの4人だったと思うけど。後はたいていスティーブ(スティーブ・ラスピナ)と私でプレイしている。マイク・モーラやレッド・ミッチェル(Red Mitchell)ともやった。

チェット・ベイカーのことはアルバム「Concierto(アランフェス協奏曲)」(内部リンク)のこと

(オール・アクロス・ザ・シティー/All Across The City)は、私が1965年頃に書いた曲だ。実は、ジミー・レイニー(Jimmy Raney)、ズート・シムズ(Zoot Sims)らとのレコーディングのために書いた。オシー・ジョンソン(Osie Johnson)もいたし、スティーブ・スワロー(Steve Swallow)がベースだった。それはニューヨーク・シティーをモチーフにした「トーンポエム(音の詩)」だった。ニューヨークは当時はまだイノセントな街だったと思う。今書いたとしたら、車のクラクションや叫び声を入れただろうね(笑)。

上記はアルバム「Two Jims And Zoot」(内部リンク)のこと。1965年ごろと語っているが、正確なレコーディング年月日は1964年5月11日および12日だ。

(サムシング・テルズ・ミー/Something Tells Meは)・・・(曲のコード解説)E♭に始まり、Dで終わる。私の妻(ジェーン・ホール/Jane Hall)が何故かこんな曲を書く。彼女は恐れ知らない。後でギターを弾かなきゃならないことなんか、お構いなしなんだから。

詳細:VHSビデオ版

VHS ビデオタイトル(原題)
Starlicks Master Sessions With Jim Hall
名義
Jim Hall
収録年
1993
発売元,レーベル
N/A
所有メディア
海外VHSビデオ
販売元
HAL LEONARD PUBLISHING corporatio
発売日
1993
規格品番
HL00699390
UPC
073999993905
輸入販売元
ヤマハミュージックトレーディング株式会社
JAN
4513744007489
定価
税抜5,800円

曲目

  1. Subsequently
     作曲: Jim Hall
     演奏:全員。カルテット編成。
  2. Two's Blues
     作曲:Jim Hall
     演奏:Jim HallとSteve Laspinaのデュオ
  3. Three
     作曲:Jim Hall
     演奏:Jim HallとSteve Laspina、Larry Goldingsのトリオ
  4. All Across The City
     作曲:Jim Hall
     演奏:Jim HallとLarry Goldingsのデュオ
  5. Something Tells Me
     出演:Jane Hall
     演奏:Jim Hallのギターソロ
  6. Something Special
     出演:Jane Hall
     演奏:全員。カルテット編成。この曲に解説はなく、フェイドアウトする。

演奏者

Jim Hall
guitar
Larry Goldings
piano
Steve LaSpina
bass
Bill Stewart
drums
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 演奏編成.カルテット 演奏編成.デュオ・ピアノとギター 演奏編成.トリオ 共演者.LarryGoldings 共演者.BillStewart 共演者.SteveLaSpina

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A Life in Progress (2000年)[VHS]

A Life in Progress

オススメ度

★★★☆☆

所感

輸入もののビデオ。ジム・ホール自身が、自己の生い立ち、音楽人生を語るドキュメント映像。アルバム「By Arrangement」(内部リンク)の収録風景、過去の貴重な映像、交流のあるミュージシャンとの対談が収録されている。編集方法として、メインは上記アルバムのレコーディング風景の合間に、ほかのシーンが挿入されるため貴重なジムの演奏シーンが写されず音楽だけがなっているという、純粋に音楽を楽しみたいファンとしては実にはがゆい構成。顔を見せているゲストには特筆すべきものがあるが、それはまた追々。パット・メセニーと楽しげに会話しているシーンやSonyRollinsの名盤「THE BRIDGE」の当時のライブ映像(「RALPH GLEASON'S JAZZ CASSICAL/SONNY ROLLINS」(内部リンク)に収録)、妻のジェーンと養女のデブラ、愛犬らと(自宅周辺の?)湖畔を散歩するアットホームな場面が個人的には印象深い。なお、完全に海外のビデオなので日本語字幕やら解説書は無いっす。ひー。英語はさっぱりわかりませんが、楽しそうなのはよくつたわってきます。

最近はDVD版Dが出てる。DVD版はこちら(いくつか追加情報あり)。

詳細

VHS ビデオタイトル(原題)
A Life in Progress
名義
Jim Hall
収録年
1998
発売元,レーベル
N/A
所有メディア
海外VHSビデオ
販売元
rhapsody films
発売日
2000
規格品番
N/A
UPC
745475904230(073999017120)
定価
$19.95

演奏者

Jim Hall
guitar

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 共演者.PatMetheny 共演者.ScottColley 共演者.TerryClarke

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Jazz Casual : Art Farmer Quartet (1964年)[VHS]

Jazz Casual :Art Farmer

オススメ度

★★★☆☆

所感

アメリカのTV番組「Ralph Gleason's Jazz Casual」からアート・ファーマー・カルテットのライブをビデオ化した映像。映像の焼きつきなどが顕著だがまぁ古いフィルムなのでしかたない。番組の司会者Ralph Gleasonがアート・ファーマーにインタビューし、肉声が聞ける貴重な映像も収録。英語なのでさっぱりわからんが「普通はカルテットでピアノがはいる けど、ジムのギターはピアノに劣らない雄弁さをもっているよ」と、ジムについて十分満足しているようなことを話している(と思う)。当のジム本人はまった くしゃべらないけど。演奏はマイルドな曲が多く、ジムはそれほどめだっていない。ドラマーだけがなんだかはりきってます。現在わたくしはビデオデッキを処分して持っていないので再生できないですががが・・・。

外部リンク: Ralph Gleason's Jazz Casual Web Site このビデオの発売元

詳細

VHS ビデオタイトル(原題)
Ralph Gleason's Jazz Casual Art Farmer Quartet
名義
Art Farmer Quartet
収録年
1964/1/10
発売元,レーベル
N/A
所有メディア
海外VHSビデオ
販売元
Rhino Home Video
発売日
2000
規格品番
R3 970022
UPC
603497002238
定価
N/A

曲目

  1. Change Partners
    作曲
    Irving Berlin
  2. Sometime Ago
    作曲
    Sergio Mihanovich
  3. My Kinda Love(One Way To Paradise)
    作曲
    Jo'Trent,Louis Alter
  4. My Little Suade Shoes
    作曲
    Charlie Parker
  5. Bag's Groove
    作曲
    Milt Jackson

演奏者

Art Farmer
flugelhorn
Jim Hall
guitar
Steve Swallow
bass
Walter Perkins
drums

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 演奏編成.カルテット 共演者.ArtFarmer

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Sonny Rollins : Ralph Gleason’s Jazz Casual Sonny Rollins [VHS]

Ralph Gleason's Jazz Casual Sonny Rollins

オススメ度

★★★★★

所感

すばらしい。ソニー・ロリンズとジム・ホールが共演している貴重な映像。収録曲は3曲と少なく、映像は白黒でかなり痛み、音もノイズが乗り気味ですが、そんなことはどうでもいいくらいの名曲・名演奏を堪能できます。VHSビデオなので現在は大変入手しにくい1本ですが、ぜひとも見ておきたい映像です。同番組のアート・ファーマー編「Ralph Gleason's Jazz Casual Art Farmer Quartet()」でもジム・ホールは出演しており、そちらでははわりと控えめですが、これは番組のタイトルである「Featuring JIM HALL」(映像冒頭に表示)の名のとおりSONNYと同等以上に目立ち、重要な役を担っているのがわかります。そうでありながらも、ジムは出るところはでて、おさえるべきところはおさえるという、自己主張と周囲との調和を両立させているプレイスタイルがよくわかります。1960年代はあちこちのバンドでジムがゲストギタリストとして参加していますが、なぜそんなにも引き合いがあったのか、この映像を見て少しわかった気がします。

曲について。SONNY ROLLINSの代表作のひとつ「The Bridge」の非常にアツいプレイに驚嘆。アルバム同様に、ジムの激しくもけして感情だけにとらわれない理知的なプレイが冴え渡ります。この様子はビデオ「A Life in Progress(1998年)」にも少し収録されています。バラードの「God Bress The Child」では、ジムのギターの音色が、まるでピアノでも鳴っているかのような透明さときらびやかさがあり、それでいながら深遠な暖かさも持ち合わせているところが非常に感動します。正直、じわっと涙ぐみました(恥 このプレイには、頭で考えるよりも先に胸がきゅーっとしめつけられるように体が反応しました。注文してから届くまで1ヶ月待ちましたが(笑)非常にすばらしい内容の1本です。

蛇足ですが収録日(放送日)についてビデオのパッケージでは1966年6月6日と表示していますが、これらの曲が収録されているアルバム「The Bridge」が1962年収録であることと、ビデオ発売元のウェブサイトに本製品について1962年と紹介していることから、正しくは1962年の収録と思われます。

外部リンク: Ralph Gleason's Jazz Casual Web Site このビデオの発売元

詳細

メディア
VHS VIDEO
アルバムタイトル(原題)
Sonny Rollins : Ralph Gleason's Jazz Casual Sonny Rollins
名義
Sonny Rollins
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1966/6/6(1962?)
発売元,レーベル
RHINO HOME VIDEO
所有
輸入ビデオ
発売日
1999
規格品番
R3 2587
UPC
081227258733
定価
-

曲目

  1. The Bridge
    作曲
    Sonny Rollins
  2. God Bless The Child
    作曲
    Arthur Herzog,Billy Holiday
  3. If I Ever Would Leave You
    作曲
    Jay Lerner,Frederick Loewe

演奏者

Sonny Rollins
Tenorsaxsophone
Jim Hall
Guitar
Bob Cranshaw
Bass
Ben Riley
Drums

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 共演者.SonnyRollins 録音.映像

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kawagu

Author:kawagu
江ノ島が好き。

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