Sonny Rollins : Road Shows Vol.2 [CD](2010年)

Sonny Rollins Road Show Vol.2  

オススメ度

★★☆☆☆

所感

2010年9月10日にニューヨークのビーコン・シアターで催されたテナー・サックス奏者、ソニー・ロリンズ(1930年9月7日生)の80歳の誕生祝コンサートをメインに収録したライブアルバム。
ビーコン・シアターの音源は2~5曲目。1曲目は札幌、6曲目は東京での来日コンサートの音源。
いやー、御歳80でこの吹きっぷりはすばらしいですわー。つーかアルバムThe Bridge(1962年)でベースだったボブ・クランショウまでがまだ元気に弾いてるので驚き!
さて誕生祝いのゲストに我らがジム・ホールのほか、オーネット・コールマン、クリスチャン・マクブライドなどジャズの大家が出演。トランペットのロイ・ハーグローブって人と、ギターのラッセル・マローンて人はしらんかったけど名サポート、名ソロプレイで、けっこう好み。
 ジム・ホールはソニー・ロリンズのMCで「もっとも好きなギタリスト、ジム・ホール!」と紹介され観客の大歓声で迎えられ登場、お得意の「In a sentimental mood」をギター、ベース、ドラムとのトリオで演奏。わーい。ジムとボブの数十年ぶりの共演だよ!ジムおじさまのギターはすばらしい音色です。2000年代後半の音源はどうも生音っぽいギター音源が多いので、わたくしが好きなギターアンプ主体の音色の録音があることは大変うれしく思います。そして十八番のエンディングパターンのソロで締め。割れんばかりの観客大喝采!
・・・ちょ、ロリンズは?ソニー・ロリンズはジムおじさんのときだけサックス吹かないてどういうこと?!しかもジムおじさんはの演奏は1曲だけ!あばばば。
内容はとってもよいライブ盤。しかしソニーとの邂逅共演を期待しただけにちょっと残念。単にジャズアルバムとしては素敵だがジム度で星2つ。マニア向けじゃ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
Road Shows, Vol.2
アルバム名義
Sonny Rollins
収録年
#1:2010/10/1 at Sapporo,Japan,  #6:010/10/7 at Tokyo,Japan ,#2,3,4,5:2010/9/10 at Sonny Rollins's @80 Concert ; Beacon Theatre,New York City

制作
Emarcy Records http://www.emarcy.com/
制作
Doxy Records,under exclusive licence to Universal International Music B.V.
製造,販売
Decca Label Group, a Division og UMG Recordings,Inc.
所有盤
輸入CD
CD発売日
2011/9/5
規格品番
B0015949-02
UPC
602527749723
定価
N/A

曲目

  1. They Say It's Wonderful
    作曲
    Irving Berlin
  2. In a Sentimental Mood
    作曲
    Duke Ellington,Irving Mills,Manny Kurtz
  3. Sonnymoon For Two
    作曲
    Sonny Rollins
  4. I Can't Get Started
    作曲
    Vernon Duke  / Lyrics : Ira Gershwin
  5. Raincheck
    作曲
    Billy Strayhorn
  6. St. Thomas
    作曲
    Sonny Rollins

演奏者

Sonny Rollins
tenor sax
Russell Malone (#1,4,5,6)
guitar
Bob Cranshaw(#1,2,3,4,5,6)
electric bass
Kobie Watkins (#1,2,4,5,6,)
drums
Sammy Figueroa (#1,2,4,5,6)
percussion
Jim Hall
guitar (#2)
Ornet Coleman (#3)
alto sax
Christian McBride (#3)
acoustic bass
Roy Haynes (#3)
drums
Roy Hargrove
trumpet (#4,5)

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Emarcy 共演者.SonnyRollins

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Sonny Rollins : The Standard (1964年)[CD]

The Standard Sonny Rollins

オススメ度

★★★☆☆

所感

ソニー・ロリンズのRCA時代最後のアルバム。アルバムタイトルの通りジャズのスタンダードナンバーを演奏。激しい曲はなく、ほとんどの曲はバラードなどのゆったりした曲だ。そのせいか、王者の余裕なのか違うのか、全体的にちょっと怠惰な雰囲気。肩肘張らずに聴けるので、気軽に聞くにはよい。

ジム・ホールは4曲のみ参加。それほど目立つかんじではなく、そっと曲を修飾するような演奏だ。しかしながらそのうち3曲#3.Love Letters、#8.My Ship、#10.Long Ago (And Far Away)のイントロはギターで始まっており、おざなりにはされていない。特に#10.Long Ago (And Far Away)は2分49秒の曲で、前半のほぼ半分の時間(約1分30秒)はジム・ホールのギターソロのような状態だ。ちなみにハービー・ハンコックがピアノで、わりと張り切って弾いてる。ジム度や全体のゆるい雰囲気から星3つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
The Standard
アルバム名義
Sonny Rollins
アルバムタイトル(邦題)
スタンダード
アーティスト表記(日本語表記)
ソニー・ロリンズ
収録年
1964/6,1964/7
発売元,レーベル
RCA Records, Inc.
所有盤
国内CD
CD発売元
株式会社BMGファンハウス
CD発売日
2001/7/25
規格品番
BVCJ-37209
JAN
4988017602195
定価
2,100円(税込)

曲目

  1. Autumn Nocturne
    作曲:Kim Gannon,Josef Myrow
  2. Night and Day
    作曲:Cole Porter
  3. Love Letters
    作曲:Edward Heyman,Victor Young
  4. My One and Only Love
    作曲:Robert Mellin,Guy Wood
  5. Three Little Words
    作曲:Bert Kalmar,Harry Ruby
  6. Trav'lin' Light
    作曲:Johnny Mercer,Jimmy Mundy,Trummy Young
  7. I'll Be Seeing You
    作曲: Irving Kahal,Sammy Fain
  8. My Ship
    作曲: Johnny Burke,Jimmy Van Heusen
  9. It Could Happen to You
    作曲:Ira Gershwin,Jerome Kern
  10. Long Ago (And Far Away)
    作曲:Ira Gershwin/Jerome Kern

演奏者

Sonny Rollins
tenor saxophone
Jim Hall
guitar (on tracks 3,6,8,10)
Bob Cranshaw
bass (except track 6)
Michy Roker
drums (except track 6)
Herbbie Hancock
piano (on tracks 4,6,9)
Dave Izenson
bass arco (on track 6)
Teddy Smith
bass pizzicato (on track 6)
Stu Martin
drums (on track 6)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.RCA 演奏編成.カルテット 共演者.SonnyRollins

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Sonny Rollins : What's New ? (1962年)[CD]

What's New ?

オススメ度

★★★★☆

所感

アルバムタイトルのWhat's New ?から想起してジャズのバラード・アルバムかな?と思いきやボサノヴァやラテン調の明るい曲(カリプソ)のアルバムでござましたー。ま、それはそれで。

1曲目#1.If ever I would leave youのボサノヴァからジム・ホールの長めのソロがあってこれはよいかなーと思ってたら曲自体が12分もあって大将ロリンズの独壇場がもっと長く続くのでした・・・。#2.Don't Stop The Carnivalはタイトル通りカーニバルをとめないでくれーっとお祭りなラテンあるいはカリプソ。ドンストープジカーニバーッと男女の陽気なコーラスのテーマが続いてその暑っ苦しさに激しくめまいを覚えたあとにロリンズとジムがひたすら1小節ごとに交代でアドリブフレーズを延々繰り返します。#3.Jungosoはジムが抜けてベースのシーケンスとコンガのリズムが印象的な、中近東、モロッコあたりの路地裏を思わせるような怪しげな曲。けっこうこの変な曲が好きかも。#4.Bluesongoも#3と同じ編成で、ちょっとジャズブルースっぽくなった曲。打楽器をドラムでなくてコンガとボンゴにするだけで、ブルースもこんなに印象ってかわるのかーって思う。独特。#5.The Night Has a Thousand Eyesでジム復活。これまたボサノヴァ。これまた9分超の長い演奏だが後半にジム・ホールの長めのギターソロが展開し、タメの聴いたメロディや流麗なスケール裁き、彼独自の4声ヴォイシングによるコードソロが聴けて垂涎でございます。#6.Brownskin Girl(プラウン スキン ガール)ではまた謎の陽気なコーラス隊が参加し曲名の通り「褐色肌のオニャノコ萌えーッ」と叫んでおりm・・・でなくて、唱和している陽気なサンバ曲。ジムの音がちょっと聞こえにくくなる・・・。前はそれほど好きでもなかったけど、今はいいかなと思いますので甘めの星4つ。すんませんつかれ気味でわけわからん。

詳細

アルバムタイトル(原題)
What's New ?
アルバム名義
Sonny Rollins
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1962/4/5,25.26,5/14
発売元,レーベル
RCA Records, Inc.
所有盤
海外CD
CD発売元
BMG FRANCE
CD発売日
1994
規格品番
BM720
JAN
743211931120
定価
N/A

曲目

  1. If ever I would leave you
    作曲: Frederick Loewe, Kurt Weil
  2. Don't Stop The Carnival
    作曲:Sonny Rollins
  3. Jungoso
    作曲:Sonny Rollins
  4. Bluesongo
    作曲:Sonny Rollins
  5. The Night Has a Thousand Eyes
    作曲:Buddy Bernier, Jerry Brianin
  6. Brownskin Girl
    作曲:Sonny Rollins

演奏者

Sonny Rollins
tenor saxophone
Jim Hall
guitar (on tracks 1,2,5,6)
Bob Cranshaw
bass
Ben Riley
drums (on tracks 1,2,5,6)
Candido Camero
congas,bongos (on tracks 3,4)
Willie Rodgriguez
percussion,unknownvocal choir (on tracks 2,6)
Dennis Charles
percussion,unknownvocal choir (on tracks 2,6)
Frabk Charles
percussion,unknownvocal choir (on tracks 2,6)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.RCA 演奏編成.カルテット 共演者.SonnyRollins

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Sonny Rollins & Jim Hall The Bridge [DVD]

Sonny Rollins Jim Hall DVD

オススメ度

★★★★★

所感

ソニー・ロリンズとジム・ホールが共演している映像のDVD。店頭で見かけたときは一瞬なにかと思って期待したが、曲のリストを見て察しはついた。内容を見て確認したが、これは予測通りアメリカのテレビ番組「Ralph Gleason's Jazz Casual」のVHSビデオから転用した映像だった。とほー。てことで詳しくは下記のそれぞれの内容をば。当然、内容はよいです。

内部リンク:Sonny Rollins : Ralph Gleason’s Jazz Casual Sonny Rollins [VHS]
内部リンク:Jazz Casual : Art Farmer Quartet (1964年)[VHS]
外部リンク:Ralph Gleason's Jazz Casual Web Site このVHSビデオの発売元

#1、2、3は「Ralph Gleason's Jazz Casual」からまるまる転用。#4は同番組にアート・ファーマーとジム・ホールが出演したときの映像から1曲のみ転用。ロリンズと関係ないじゃん・・・。#5、6は確かにロリンズの映像だがジム・ホールは関係ない。しかしやはり査収。ビデオデッキを廃棄したからやはりDVD化はありがたい。

  • DVDのパッケージには#1~3の収録日が1962年3月23日と表示されている。VHSビデオパッケージの表示(1966年)の説明と異なる日付だ。#1,2を収録したアルバム「The Bridge」の発売年が1962年なので、年号は1962年で確定かと思う。
  • #5、6については、ロリンズはよく知らないのですが日本人がギタリストだったのでびっくり。増尾好秋というギタリストで、調べてみると当時はかなり話題の人だったみたいですね。1973年なんて私はリアルタイムでは知らないものですから・・・。

詳細

メディア
DVD
アルバムタイトル(原題)
Sonny Rollins & Jim Hall The Bridge
名義
Sonny Rollins & Jim Hall
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1962/3/23 at San Francisco (#1,2,3),1964/1/10 at San Francisco(#4),1973 at Laren,Netherlands (#5,6)
発売元,レーベル
Salt Peanuts
所有
輸入ビデオ
発売日
2007
規格品番
Modan Jazz On DVD 44619
EAN
8436028696192
定価
-

曲目

  1. The Bridge
      作曲:Sonny Rollins
  2. God Bress The Child
      作曲:Arthur Herzog,Billy Holiday
  3. If I Ever Would Leave You
      作曲:Jay Lerner,Frederick Loewe
  4. My Kinda Love
      作曲:Jo'Trent,Louis Alter
  5. Don't Stop The Carnival
      作曲:Sonny Rollins
  6. St. Thomas
      作曲:Sonny Rollins

演奏者#1,2,3 (From;Ralph Gleason's Jazz Casual)

Sonny Rollins
tenorsaxsophone
Jim Hall
guitar
Bob Cranshaw
bass
Ben Riley
drums

演奏者#4 (From;Ralph Gleason's Jazz Casual)

Art Farmer
trumpet
Jim Hall
guitar
Steve Swallow
bass
Walter Perkins
drums

演奏者#5,6

Sonny Rollins
tenorsaxsophone
Walter Davis Jr.
piano
Yoshiaki Masuo
guitar
Bob Cranshaw
bass
David Lee
drums

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 演奏編成.カルテット 共演者.ArtFarmer 共演者.SonnyRollins

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Sonny Rollins : The Bridge (1962年)[CD]

The Bridge : Sonny Rollins

オススメ度

★★★★★

所感


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The Bridge - Sonny Rollins

熱い1枚。内容もよく、ジム・ホールも大活躍で文句なしの星5つ。ソニー・ロリンズが2度目の活動休止(1959年8月~1961年11月の約2年間)から復帰した時、RCAレコードとアルバムを制作する事となった。そのRCAから復帰作として初めてリリースしたアルバム。

ソニー・ロリンズはレコーディングにあたり、よくあるカルテット編成のサックス、ピアノ、ベース、ドラムのうち、ピアノに替えてギターを採用した。当時、カルテット編成では和音を担う楽器としてピアノが入るのが常識で、そのピアノを差し置いてギターが登場することは極めて珍しいことだったという。

アルバム「サキソフォン・コロッサス」(1956年)の成功により、以降ジャズシーンで注目を集めることとなったロリンズが復帰作にピアノの替わりにギターを採用したことは新規性があり、このアルバムを制作する上でギターはただの伴奏楽器以上に重要な役割をもっていた。ジム・ホールはピアノと同等あるいはそれ以上の演奏を実現し、このアルバムのよりよい完成に貢献していると思える。

・・・とわいうものの、実はギタリストに当初はハンガリー出身のギタリストであるアッティラ・ゾラーに声がかかったが、スケジュールの都合が合わず、ジム・ホールが紹介されたという。

楽曲について。特筆すべきはタイトル曲の#3.The Bridge(橋)。曲名はソニー・ロリンズが隠遁中にサックスの練習に打ち込んだニューヨークのウィリアムズバーグ橋に由来している。非常に速いテンポで技巧的な旋律を情熱的に吹き上げている。その熱い演奏に呼応するようにジム・ホールのギターもいつに無く情感がほとばしったバッキングとソロを展開し、聴き応えがある。はたまたビリー・ホリデイのカバーである#5.God Bless the Childではソニー・ロリンズとジム・ホールとも内省的でありながらゆるやかに包み込むようなバラードでじっくりと染み込むような優しいバラードを展開し、実に魅力的だ。そのほかの曲もソニー・ロリンズの「我が道を行く」的な大胆で包容力のあるプレイが魅力的だ。ジム・ホールは全曲で演奏し、全曲ソロパートがあるなどロリンズと同等に活躍している。ふつーのジャズとして聴くのも満足だし、ジム・ホールのファンなら抑えておきたい1枚だ。

  • この後、ジム・ホールはライブなどでロリンズのオリジナル曲であるカリプソ調の「St.Thomas(セント・トーマス)」を頻繁に演奏している。また、ジム・ホールはロリンズの影響でカリプソ調の曲をいくつか作曲している(Biminなど)。
  • アメリカのテレビ番組「Ralph Gleason’s Jazz Casual」(1962年6月6日?)ではこのアルバムから2曲、アルバムWhat's Newから1曲がスタジオで演奏された。映像は1999年にVHSビデオとして発売された。映像は必見。オススメだ。
  • 内部リンク:Sonny Rollins : Ralph Gleason’s Jazz Casual Sonny Rollins [VHS]

詳細

アルバムタイトル(原題)
The Bridge
アルバム名義
Sonny Rollins
アルバムタイトル(邦題)
アーティスト表記(日本語表記)
ソニー・ロリンズ
収録年
1962/1/30 (on track 5),1962/2/13 (on tracks 2,3,6),1962/2/14 (on tracks 1,4)
発売元,レーベル
RCA Records, Inc.
所有盤
国内版CD
国内CD発売元
株式会社BMGファンハウス
国内CD発売日
2001/7/25
規格品番
BVCJ-37209
JAN
4988017602140
定価
2,100円(税込)

曲目

  1. Without a Song
    作曲: Billy Rose,Edward Eliscu,Vincent Youmans
  2. Where Are You?
    作曲:Harold Adamson,Jimmy Mc Hugh
  3. John S.
    作曲:Sonny Rollins
  4. The Bridge
    作曲:Sonny Rollins
  5. God Bless the Child
    作曲:Arthur Herzog,Billy Holiday
  6. You Do Something to Me
    作曲:Cole Porter

演奏者

Sonny Rollins
tenor saxophone
Jim Hall
guitar
Bob Cranshaw
bass
Ben Riley
drums (on tracks 1,2,3,4,6)
H.T. Saunders
drums (on track 5)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.RCA 演奏編成.カルテット 共演者.SonnyRollins

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Author:kawagu
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