Lee Konitz : You And Lee (1959年)[CD]

You And Lee Lee Konitz

オススメ度

★★★☆☆

所感


アルトサックス奏者、リー・コニッツのアルバム。6~9人のコンボ編成。のどかで明るく聴きやすい曲が中心。後年のLee Konitz : The Lee Konitz Duets (1967年)[CD]よりぜんぜんききやすくて普通。普通すぎる。このころはまだまだ普通のジャズだったんですね。
しっかりと編曲されたブラスのバッキング隊に、かろやかにのるサックスのアドリブを楽しむ、そんな感じの内容。
ジム・ホールに縁の深い面々が参加しているのも特徴。ジミー・ジュフリーがアルバム全体の曲のアレンジ。トロンボーンにボブ・ブルックマイヤー。なんとピアノにビル・エバンス。
もしやジム・ホールとビル・エバンスのはじめての共同作業(桃色脳内)があるかとおもいきや、ジミー・ジュフリーの采配により、ギターとピアノは入れ替わる編成となっており、共演はしておりませんでしたー。収録も完全に別の日の収録。ジム・ホールとビル・エバンスが蜜月の共演を果たすのはこの3年後、(Bill Evans & Jim Hall : Undercurrent (1962年)[CD])でございました。

ジム・ホールの演奏はバッキングのみ。ソロは無し。ジム的にはちょっとものたりませんが、ギターの音色やバッキングのタイミングの取り方が60年代のものに近づいているのがわかり、興味深いです。
アルバムはよいですがジム・ホール度の観点で星3つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
You And Lee
アルバム名義
Lee Konitz
アルバムタイトル(邦題)
ユー・アンド・リー
アーティスト表記(日本語表記)
リー・コニッツ
収録年
#1,2,4,8 ; 1959/10/29,#3,5,6,7 ; 1959/10/30,at NYC
発売元,レーベル
Verve Records ,Original LP  MGV 8362
所有盤
国内CD
国内CD発売
ポリドール株式会社
CD発売日
1991/11/1
規格品番
POCJ-2149
JAN
4988005089397
定価
1,942円(税抜)
備考
上記所有CDは再販CDと思われる。初CD化のデータはおそらくポリドール 発売日1988/9/1 カタログ番号J28J-25102 JANなし。

曲目

  1. Ev'rything I've Got (Belongs To You)
    作曲
    Lorenz Hart;Richard Rodgers
  2. You Don't Know What Love Is
    作曲
    Don Raye;Gene DePaul
  3. You're Driving Me Crazy
    作曲
    Walter Donaldson
  4. I Didn't Know About You
    作曲
    Duke Ellington;Bob Russell
  5. You're Clear Out Of This World
    作曲
    Harold Arlen;Johnny Mercer
  6. The More I See
    作曲
    Harry Warren;Mack Gordon
  7. You Are Too Beautiful
    作曲
    Richard Rodgers;Lorenz Hart
  8. I'm Getting Sentimental Over You
    作曲
    Reg Howard;Ned Washington;George Bassman

演奏者

Ernie Royal, Marky Markowitz, Phil Sunkel
trumpet
Eddie Bert, Billy Byers
trombone
Bob Brookmeyer
valve trombone
Lee Konitz
alto sax
Bill Evans
piano (o ntracks #1,2,4,8)
Jim Hall
guitar (on tracks #3,5,6,7)
Sonny Dallas
bass
Elvin Jones
Roy Haynes
Jimmy Giuffre
arranger

スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Verve 共演者.LeeKonitz 共演者.BobBrookmeyer 共演者.JimmyGiuffre 共演者.BillEvans

拍手する

Lee Konitz : The Lee Konitz Duets (1967年)[CD]

The Lee Konitz Duets

オススメ度

★★☆☆☆

所感

サックス奏者、リー・コニッツとさまざまなジャズ演奏家たちのデュオ演奏を収めたアルバム。ゴタクを並べる前に、さーきたよきたよーッっ!と叫びそうになる1枚。思い切って星1つにしてしまいそうだったが、それはあんまりなので恩情で星2つの問題作。ておまえは何様のつもりだと激しく叱責をうけそうですが、ジム・ホール関連の音源を期待して集めるには相当の覚悟が必要な1枚。

ジム・ホールの参加曲は2曲で、曲数からすればたった1曲参加ってのも他にあるので、ジム中毒が重篤になった私ととしては普通レベルですが、数少ない演奏曲の1曲#5「Erb(アーブ)」がもう前衛すぎてリー・コニッツのわがままっぷりに賛同したジムの奥ゆかしさに聴いてる私の頭も禿げるってものでございます。曲はリズムや調、ひいてはメロディがあるんだかないんだかで、ひたすら静謐なギターとサックスのデュオ。1990年代のジムのソロ作、あるいはごく初期のチコ・ハミルトン楽団のときでは時々こういう前衛系があるのですが、本作は分かりやすい演奏時代の1960年代てことでうっかり油断してたので初めて聴いたときは激しく動悸息切れ眩暈にみまわれたものです。ひさびさのわけ分からん系のジムおじさまに敬礼。

ジム参加のもう1曲は8曲目「Alphanumeric」。タイトルの意味が「英数字」てところが無機的でありわけわからん系でございますが、演奏編成はバンド編成となり、まぁ分かりやすいスタイルのビバップ・ジャズです。ジム・ホールのギターをやっとまともにきける・・・と思ったら、目立のは少しの間だけ。でもかっこえー演奏。ていうかビブラフォンのカール・ベルガーってのが弾きながらフレーズを鼻歌で歌ってるうのがけっこう聴こえてうるさいわ!(笑)

そもそも、60年代にしてサックスをアンプでゲインしてるリー・コニッツとかいうおやじがおかしいです(誉)。ジムとの曲だけでなく、全体的に変態系。4曲目「CheckerBoard」はピアノとサックスのデュオで、まだ分かりやすくてかわいらしい曲かな、と思うけど。とにかくジャズ上級者向けの1枚かと思いますので、万が一この寝言をお読みになって手にされた方は自己責任でお願いします(笑)。

詳細

メディア
CD
アルバムタイトル(原題)
The Lee Konitz Duets
アルバム名義
Lee Konitz
アルバムタイトル(邦題)
リー・コニッツ
アーティスト表記(日本語表記)
デュエッツ
収録年
1967/9/25
発売元,レーベル
Concord (発売当時のLPはMile Stone Records)
所有盤
国内CD
制作
ユニバーサル クラッシク&ジャズ
発売・販売元
ユニバーサル ミュージック合同会社
CD発売日
2009/6/19
規格品番
UCCO-9748
JAN
4988005558817
定価
1,100円(税込)

曲目

  1. Struttin' With Some Barbeque (Marshall Brown trombone)
    作曲
    Lil Armstrong
  2. You Don'T Know What Love Is (Joe henderson tenor sax)
    作曲
    Music : Gene de Paul,Lyrics : Don Raye.
  3. Variations on Alone Together ( I Konitz ,II E. Jones ,III K. Berger ,IV E. Gomez V ,Quartet)
    作曲
    Music : Arthur Schwartz,Lyrics : Howard Dietz
  4. Checkerboard (Dick Katz piano)
    作曲
    Dick Katz
  5. Erb (Jim Hall guitar)
    作曲
    Jim Hall
  6. Tickle Toe (Richie Kamuca tenor sax)
    作曲
    Lester Young
  7. Duplexity (Ray Nance violin)
    作曲
    Ray Nance,Lee Konitz
  8. Alphanumeric (Full ensemble except Nance)
    作曲
    Marshall Brown

演奏者

Lee Konitz
alto sax,amplified alto sax, baritone sax,tenor sax
Marshall Brown
valve trombone,euphonium ( on 1,8)
Joe henderson
tenor sax (on 2,8)
Elvin Jones
drums (on 3-2,3-5,8)
Karl Berger
vibraharp (on 3-3,3-5,8)
Eddie Gomez
bass (on 3-4,3-5,8)
Dick Katz
piano (on 4,8)
Jim Hall
guitar (on 5,8)
Richie Kamuca
tenor sax (on 6,8)
Ray Nance
violin (on 7)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : 共演者.LeeKonitz レーベル.MileStone

拍手する
プロフィール

kawagu

Author:kawagu
江ノ島が好き。

カテゴリ
タグ(サブカテゴリ)
最新記事
リンク
最新コメント
Amazon
月別アーカイブ