Paul Desmond : First Place Again (1959年)[CD]

First Place Again

オススメ度

★★★☆☆

所感

ポー ル・デズモンドのアルバムにジム・ホールが参加したアルバムは6枚あるが、これがその最初となる作品。1950年代の録音ということを考えたら、当時は相当先進的でスタイリッシュな、イケてるアルバムだったんじゃないかと思う。手持ちのポール・デズモンドの中ではこれが一番まともというか飽きにくいかなーと。

ポール・デズモンドは当時デイブ・ブルーベック・カルテット(The Dave Brubeck Quartet)に在籍しており、そのバンドで作曲したTake Five(テイク・ファイヴ、アルバム「Timeout(1959年)」に収録)で知名度が上がっていたころ。デズモンドがバンドに在籍しながらも、ソロ・プロジェクトとして制作されたのがこのアルバムということだ。リズム隊はMJQ(Modern Jazz Quartet)のメンバーであるコニー・ケイ(ドラム)とパーシー・ヒース(ベース)が参加している。

ジム・ホールに関してはそこそこ活躍の場があり、ファンとしてもなかなか楽しめ・・・といいたいところだが、なんだかギターの音が小さめな印象のミックスでちょっと不満。あくまで主役はデズモンドなので贅沢はいえないけど、明らかに右チャンネルのサックスがでかいというかきんきん響く割には左のフェーダー下げ気味じゃね?てな印象で定位があんまりよくない感じがする・・・持ってるのは最近リマスターしたCDなのでオリジナルのレコードや初期のCDではどうかわからないけど。

ジム・ホールのソロもちょこちょこあるわけだが、音色ははまだ昔ながらのやや細い音。しかし演奏スタイル、とりわけコードワークは徐々に独創性を出してきたように思える。#4.Greensleeves(グリーンスリーブス)ではガット弦のギター(クラッシクギター)を弾いており、当時のジムの音源としては珍しい。#3.2 Degrees East, 3 Degrees Westはジョン・ルイスらのアルバム「Grand Encounter : 2° East - 3° West」(1956年)[内部リンク]のタイトル曲のカバー。そのアルバムにはジム・ホールとパーシー・ヒースも参加していた縁で選曲となったようだ。ポール・デズモンドの輝くような、清々としたサックスのファンにはオススメかもしれないが、ジム・ホール的にはマニア向けかもー。てことで星3つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
First Place Again
アルバム名義
Paul Desmond
アルバムタイトル(邦題)
ファースト・プレイス・アゲイン
アーティスト表記(日本語表記)
ポール・デズモンド
収録年
1959/9/5,6,7
発売元,レーベル
Warner Bros (WS 1356)
所有盤
国内CD
CD発売元
株式会社ワーナー・ミュージック・ジャパン
CD発売日
2008/10/22
規格品番
WPCR-13185
UPC
4943674084043
定価
2,580円

曲目

  1. I Get Kick Out Of You
    作曲:Cole Porter
  2. For All We Know
    作曲:Sam M. Lewis,J. Fred Coots
  3. 2 Degrees East, 3 Degrees West
    作曲:John Lewis
  4. Greensleeves
    作曲:*traditional
  5. You Go To My Head
    作曲:Haven Gillespie,J. Fred Coots
  6. East Of The Sun
    作曲:Brooks Bowman
  7. Time After Time
    作曲:Sammy Cahn,Jule Styne

演奏者

Paul Desmond
alto sax
Jim Hall
guitar
Percy Heath
bass
Connie Kay
drums
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.WarnerBros 演奏編成.カルテット 共演者.PaulDesmond

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kawagu

Author:kawagu
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