スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
拍手する

Jim Hall & Pat Metheny (1999年)[CD]{ライブ録音}

Jim Hall & Pat Metheny

オススメ度

★★★☆☆

所感

2011/10/13追記。Nonesuchレーベルから低価格なCDが2011/11/8に再販されます。

ジム・ホールとパット・メセニーのギターデュオ。ひたすら二人っきりで演奏してます。リリースは1999年ですが、1998年でのニューヨークでのスタジオ録音([Studio Recording]と表示)と、同年のライブ録音が6曲(#2,3,7,8,9,17)混在して収録されています。スタジオ録音は1998年7月30日と31日。ライブ録音は1998年8月1日と2日、ペンシルベニア州のクラブハウスManchester Craftsmen's Guild(外部リンク)での録音。基本的にジム・ホールが左チャンネル、パットメセニーが右チャンネル。ジム・ホールはダキスト1本かとおもうが、メセニーは4種類のギターを投入し、ジム・ホールを尊敬しているというメセニーの気概が伺える。それにしてもメセニーの使用楽器の記述をみると「フレットレス・クラッシク・ギター」とある。フレットレス弾くとかもう楽器の時点でおかしいです(誉)。

演奏内容については、まったりと落ち着いた雰囲気の曲が多い。たった2本のギターで最後 までこんなにも飽きさせないことができるのかという、枯れることの無い曲想にほれぼれいたします。一方、パット・メセニーのファンがいつもの手数の多さを期待して聞いたら、ちょっと控えめな演奏にあれれー?と首を傾げてしまうかもしれない。でも演奏そのものはよい。あくまでメセニー自身のアルバムと比較してってことで。

オススメはジム・ホールの友人でもある故アッティラ・ゾラーの曲#3.The birds and beesの演奏と、ジム・ホールの往年の名曲#17.All Across The City。渋くてよい。Improvisation No.1~5はタイトル通り即興演奏。曲として組みあがっているのもあるし、実験的な変態系もあって好き邦題やってる。

わたくし自身はこのアルバムはかなり好きで、ジャズギターの大御所二人の共演ということでひいき目にみたいが、このシンプルな構成と、落ち着いた雰囲気にどちらのファンでも無い人はちょっと退屈になるのかもしれない・・・てことで辛めの星3つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
Jim Hall & Pat Metheny
アルバム名義
Jim Hall & Pat Metheny
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1998/7/30,31 - 1998/8/1,2
発売元,レーベル
Telarc International Corporation
所有盤
輸入CD
販売元
Telarc International Corporation
CD発売日
1999
規格品番
CD-83442
UPC
089408344220
定価
N/A

曲目

  1. Lookin' Up [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall
  2. All The Things You Are
    作曲
    Jerome Kern,Oscar Hammerstein II
  3. The Birds And The Bees
    作曲
    Attila Zoller
  4. Improvisation No. 1 [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall,Pat Metheny
  5. Falling Grace [Studio Recording]
    作曲
    Steve Swallow
  6. Ballad Z [Studio Recording]
    作曲
    Pat Metheny, arranged by Gil Goldstein
  7. Summertime
    作曲
    Du Bose Heyward,George Gershwin,Ira Gershwin
  8. Farmer's Trust
    作曲
    Pat Metheny
  9. Cold Spring
    作曲
    Jim Hall
  10. Improvisation No. 2 [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall,Pat Metheny
  11. Into The Dream [Studio Recording]
    作曲
    Pat Metheny
  12. Don't Forget [Studio Recording]
    作曲
    Pat Metheny
  13. Improvisation No. 3 [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall,Pat Metheny
  14. Waiting To Dance [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall
  15. Improvisation No. 4 [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall,Pat Metheny
  16. Improvisation No. 5 [Studio Recording]
    作曲
    Jim Hall,Pat Metheny
  17. All Across The City
    作曲
    Jim Hall

演奏者

Jim Hall
electric guitar
Pat Metheny
electric guitar,accoustic guitar,fletless classical guitar,42-strings guitar
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Telarc 録音.ライブ録音 共演者.PatMetheny 演奏編成.デュオ・ギターとギター

拍手する

Santa's Bag : Various Artists (1994年)[CD]

Santas Bag : Various Artists (1994年)[CD]

オススメ度

★★☆☆☆

所感

さまざまなアーティストがクリスマスソングをジャズで演奏したコンピレーション・アルバム。ボーカルものもあり、ブルースもあり、いろんなタイプの曲が収録されている。ジム・ホールは#10.O Tannenbaum(「もみの木」、ドイツのトラディショナルソング)をアコースティックギター1本でソロ演奏しているのみ。実に静謐な演奏、しかもトラックの時間は2分47秒!この1曲のためだけに査収するかどうか、ジム・ホール愛がためされる1枚。
このアルバムにはジム・ホールと競演したジョージ・シアリング(ピアノ)、ジェリー・マリガン(バリトンサックス)、ケニー・バロン(ピアノ)なども参加している。ジム度はちょー低いよーってことで星2つ。クリスマスの時期にかけるBGMにはよいかもです。

詳細

アルバムタイトル(英題)
Santa's Bag An All-Star Jazz Christmas
アルバム名義(英語表記)
Various Artists
収録年
Jim Hall #10 1994/1/25 at the Power Station ,New York City
CD発売元
Telarc International Corporation
CD発売日
2004/10/18
規格品番
CD-83352
UPC
089408335228
定価
N/A

曲目

  1. Let It Snow
    演奏
    Ray Brown Trio - Ray Brown,bass;Benny Green,piano;Jeff Hamilton,drums:1994/4/21
  2. Good King Wenceslas
    演奏
    Mel Tormé,vocal;Johon Colianni,piano;John Leitham,bass;Donny Osborne,drums:1992/4/5
  3. Away in a Manger
    演奏
    George Shearing,piano;Louis Stewart,guitar;Allan Ganley,drums;Neil Swainson,bass:1992/9/19
  4. Silver Bells
    演奏
    Jimmy McGriff & Hank Crawford Quartet - 
    Jimmy McGriff,Hammond B-3 organ;Hank Crawford,alto sax;Rodney Jones,guitar;Jesse Hameen,drums:1994/1/21

  5. Christmas Blues
    演奏
    Joe Williams,vocal;George Caldell,piano;Charlton Johnson,electric guitar;Cleveland Eaton,bass;David Gibson,drums:1992/11/20
  6. Have Yourself a Merry Little Christmas
    演奏
    Jeanie Bryson,volal;Kenny Barron,piano;Ray Drummond,bass;Ron Davies,drums:1993/1/23
  7. Santa Claus Is Coming To Town
    演奏
    Gerry Mulligan & Dave Brubeck - 
    Dave Brubeck,piano;Gerry Mulligan,baritone sax:1994/1/29

  8. Jingle Bell
    演奏
    Travelin' Light - SamPilafian,tuba;Frank Vignola,guitar & banjo;Don Keiling,rhythm guitar;Joe Ascione,drums;Andy Kubiszewski,percussion:1992/713-15
  9. White Christmas
    作曲
    Bobby Short,vocal:1992/1/21
  10. O Tannenbaum
    演奏
    Jim Hall,accorstic guitar:1994/1/25
  11. Blue Christmas
    演奏
    Michele Hendricks,vocal;Al Grey,trombone;Red Holloway,tenor sax;Benny Golson,tenor sax;Renato Chicco,piano;Mark Elf,guitar;Ugonna Okegwo,bass;Andy Watson,drums:1993/12/23-26
  12. O Come, O Come Emmanuel
    演奏
    Hilton Ruiz,piano
  13. It's the Time of the Year
    演奏
    Louie Bellson Big Band - Louie Bellson,drums;Derek Smith,piano;Ted Nash,tenor sax;Marvin Stamm,Harvie Swartz,bass:1993/12/16

演奏者:上記の通り


テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Telarc

拍手する

Hallmarks: The Best of Jim Hall (2006年)[CD]

Hallmarks: The Best of Jim Hall

オススメ度

★★★★☆

所感


このアルバムを
iTunesからダウンロード
Hallmarks: The Best of Jim Hall - Jim Hall

ジム・ホールの30年間の軌跡を収録したベストアルバム。CD2枚。もし、いくつか出ているベスト版からどれか1つ買うならまずはこれでいいと思う。Telarcレーベル(1990年代)、Concordレーベル(1980年代)、MileStoneレーベル(1970年代)の曲が収録されている。Concord、MileStone時代のアルバムは現在入手しずらいので持っていない人はお得なCD。これ以前に発売された4枚のベストアルバム(下記参照)は自社レーベルの曲だけを収録してたが、その後レーベル(レコード会社)の買収などがあり、こういう選曲ができるようになったみたい。

CD1枚目は無難な選曲。名演奏ばかり。ジム・ホール初心者にもとっつきやすくて推薦できる。2枚目はTelarc時代の曲ってことで、えっとどうなんでしょう(笑)。難解だったり変態系が多いですわ。でもSternStuffとかFurnished Flatsはよい曲もいくつかあります。

外部リンク
参考  コンコード・レコード - Wikipedia
下記はすべてConcordレコードのサイト(US)にリンクしています。ジム・ホールのアルバムのmp3をダウンロード販売しています。
Concordのベスト版CD[1] The Concord Jazz Heritage Series(1998)(廃盤みたい・・・)
Concordのベスト版CD[2] Ballad Essentials(2000)
Concordのベスト版CD[3] Storyteller(2002)
Telarcのベスト版CD Down Beat Critics' Choice(2002)

詳細

アルバムタイトル(原題)
Hallmarks: The Best of Jim Hall
アルバム名義
Jim Hall
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1971-2001
発売元,レーベル
Telarc International Corporation
所有盤
輸入CD
販売元
Universal Music Corp International
CD発売日
2006
規格品番
0888072300767
UPC
888072300767
定価
N/A

曲目:Disc1

  1. Simple Samba
    出典
    ...Where Would I Be?(1971年)
  2. Autumn Leaves
    出典
    Alone Together(1972年)
  3. (All Of A Sudden) My Heart Sings
    出典
    Circles(1981年)
  4. Emily
    出典
    First Edition(1981年)
  5. Down from Antigua
    出典
    Live at Village West(1982年)
  6. Alone Together
    出典
    Telephone(1984年)
  7. Poor Butterfly
    出典
    Jim Hall's Three(1986年)
  8. All the Things You Are
    出典
    Jim Hall's Three(1986年)
  9. Beija-Flor
    出典
    All Across the City(1989年)
  10. All Across the City
    出典
    All Across the City(1989年)

曲目:Disc2

  1. João
    出典
    Dedications & Inspirations
  2. Stern Stuff
    出典
    Dialogues(1995年)
  3. Snowbound
    出典
    Dialogues(1995年)
  4. Quadrologue
    出典
    Textures(1997年)
  5. Something to Wish For
    出典
    Panorama: Live at Village Vanguard(1997年)
  6. Furnished Flats
    出典
    Panorama: Live at Village Vanguard(1997年)
  7. October Song
    出典
    By Arrangement(1998年)
  8. Cold Spring
    出典
    Jim Hall & Pat Metheny(1999年)
  9. Say Hello to Calypso
    出典
    grand slam(2000年)
  10. Bent Blue
    出典
    JimHall&Bases(2001年)

演奏者

Jim Hall
guitar

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Telarc

拍手する

Dedications & Inspirations (1994年)[CD]

Dedications & Inspirations

オススメ度

★★★☆☆☆

所感

ジム・ホールがひたすら一人でギターを弾いているアルバム。ベースやドラム、ピアノなどといった楽器は一切ない。基本的に一人でギター2本をリードとバッキングに分けて弾いて、オーバーダビングし1トラックにしている。一部(#10と#11)はギターソロで弾いている。ギターの音色がこれまでのアルバムからガラっとかわって、アコースティックギターで弾いているような印象を受ける。実際にアコギで弾いている曲もあるが、アンプ経由の音よりは、生音を拾っている割合が大きいのも特徴。

このアルバムはタイトルの「デディケイションズ&インスピレイションズ」が示している通り「献身と触発」という主題に基づいて制作されている。主に音楽家に対して尊敬の念をこめて捧げる曲と、絵画に曲想を得て書き下ろした曲を演奏している。ギターのみなので派手さに欠けるが、ジム・ホールが得たインスピレーションの対象を想像しながら演奏を聴くと、表層上の曲だけなく、また別の側面が見えてきておもしろい・・・てのはジム・ホール中毒度80%以上のファンでないと難しいかーっ!

曲と、「デディケイションズ&インスピレイションズ」の対象となる人物は次の通り。

  • Whistle Stop:アメリカの風刺コミック作家ゲイリー・ラーソンに捧げた曲。ゲイリー・ラーソンはジム・ホールのアルバムSomething Special(1993年)のジャケット(USオリジナルCD)を描いている。絵画のようにちょっとコミカルでかわいい曲だ。
  • Hawk:サックス奏者、コールマン・ホーキンスに捧げた曲。
  • Canto Nostálgico:「アルゼンチンの友人に捧ぐ」と表記されている。
  • Why Not Dance?:1940年代のスイングジャズ全盛期の音楽家ジミー・ランスフォードに触発されて書いた曲。
  • João:ボサノヴァの大御所であるジョアン・ジルベルトに捧げた曲。アントニオ・カルロス・ジョビンなどのブラジルの音楽家たちのボサノヴァが、ジム・ホールに影響を与えたとしている。ライナーノーツによると1950年代末にジム・ホールがエラ・フィッツジェラルドのツアーに同伴し南アメリカを訪れ、その後ツアーを離れて一人で6週間リオデジャネイロで過ごし、ボサノヴァを自分のスタイルに取り込んだと説明している。
  • Seseragi:日本の友人に捧げた曲。友人とはジム・ホールに師事したギタリストの井上智(いのうえ さとし)氏のこと。
  • All The Things You Are:妻のジェーン・ホール(Jane Susan Hall)に捧げた曲。ジェーンがこの曲が大好きだから、とのこと。ジム・ホールはこの曲をしばしば演奏するが、その理由をいつも妻が好きだからと答えている。なんつー愛妻家おやじ・・・!
  • Miró:スペインの画家、ジョアン・ミロの絵画から曲想を得た曲。
  • Mone:フランスの画家、クロード・モネの絵画から曲想を得た曲。
  • Bluesography:イントロおよび4部のパートから構成される12分の長い曲。ジャズギターの創始者であるチャーリー・クリスチャンと、初期のブルースギタリストのリードベリーに捧げた曲。
  • In A Sentimental Mood:スイングジャズの大家、」デューク・エリントンに捧げた曲。ジム・ホールはデユーク・エリントンの曲を本当に好きだといっている。ライナーノーツではジム本人のコメントでWe love you madly!と記述しているほどだ。ジムの2ndソロアルバム「It's Nice To Be With You」(1969年)ではギター2本で演奏しており、似たような雰囲気を持つが、それぞれの違いを楽しんでみるのも良い。
  • Matisse:フランスの画家、アンリ・マティスの絵画から曲想を得た曲。アルバムのジャケットはマティスの作品The Sorrow Of The King(王の悲しみ)を借用している。
    外部リンク:The Sorrow Of The King : Wikipedia(US)
  • Street Dance:サックス奏者、ソニー・ロリンズに捧げた曲。周知の通り、ロリンズとジムは何度か共演しており、ライナーノーツでジム・ホール自身が「ロリンズが私にカリプソを紹介した」と記述している。カリプソ調の南国を思わせる楽しい曲。

ライナーノーツにジム・ホール自身と、妻のジェーンによるコメントがあり、養女のデブラ・ホール(Devra Hall)によるジム・ホールの詳しい音楽経歴が記述されているのも特徴。

ジム・ホールはこの1994年のアルバムからTelarc(テラーク)レーベルに移籍し、この後しばらくの間Telarcからアルバムを発表することになるのだが、どうにもTelarcでのアルバムは後発のものほど曲がヘンテコになっていく傾向があるので要注意。

詳細

アルバムタイトル(原題)
Dedications & Inspirations
アルバム名義
Jim Hall
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1994/10/23,24
発売元,レーベル
Telarc International Corporation
所有盤
輸入CD
販売元
Telarc International Corporation
CD発売日
1994
規格品番
CD-83365
UPC
089408336522
定価
-

曲目

  1. Whistle Stop
    作曲
    Jim Hall,dedicated to Gary Larson
  2. Hawk
    作曲
    Jim Hall,dedicated to Coleman Hawks
  3. Canto Nostálgico
    作曲
    Jim Hall,dedicated to "My Friends In Argentina"
  4. Why Not Dance?
    作曲
    Jim Hall,inspired by Jimmy Lunceford(Jimmie Lunceford)
  5. João
    作曲
    Jim Hall,dedicated to João Gilberto
  6. Seseragi
    作曲
    Jim Hall,dedicated to "My Friends In Japan"
  7. All The Things You Are
    作曲
    Jerome Kern,dedicated to Jane Hall
  8. Miró
    作曲
    Jim Hall,inspired by Miró
  9. Monet
    作曲
    Jim Hall,inspired by Monet
  10. Bluesography
    作曲
    Jim Hall,dedicated to Charie Christian and Leadbelly
  11. In A Sentimental Mood
    作曲
    Duke Ellington,dedicated to Duke Ellington
  12. Matisse
    作曲
    Jim Hall,inspired by Matisse
  13. Street Dance
    作曲
    Jim Hall,dedicated to Sonny Rollins

演奏者

Jim Hall
electric guitar,acoustic guitar

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Telarc 演奏編成.デュオ・ギターとギター

拍手する

Jim Hall : By Arrangement (1998年)[CD]

By Arrangement

オススメ度

★★★☆☆☆

所感

ジム・ホールがジャズ・スタンダードナンバーをアレンジした曲をアルバム集。様々な楽器を駆使した楽曲全体の編曲を重視したつくりのため、このアルバムを聴くとき、ジム・ホールの情熱的なアドリブを期待してはいけない。ギターはあくまで全体の一部となっている。アレンジはもはや原型をとどめていない状態で、ジムのイマジネーションにある意味感服。聖歌隊のようなコーラス隊やストリングスの導入が、アドリブ重視のジャズといよりもしっかりと構築された楽曲という印象にいっそう拍車をかけている。

演奏の基本ははジム・ホール、スコット・コリー(ベース)、テリー・クラーク(ドラム)のトリオ。そこにソロをフューチャーしたゲスト1人にストリングス(バイオリンなどの弦楽器隊)やブラスが加わった構成となっている。ビッグバンドというほどでもない編成だが、ストリングスによってちょっと大仰な編曲になっている。共演およびゲストはパット・メセニー(ギター、本作ではガット弦のアコースティックギターを演奏)、ジョー・ロバーノ(クラリネット、ソプラノサックス)、トム・ハレル(フリューゲル・ホーン)、グレッグ・オズビー(アルト・サックス)で、ジム・ホールと親しい間柄の人物達だ。ジム・ホールの著名なアルバムに慣れ親しんでちょっと変わったアルバムも聴いてみたいな、と思った頃に手を出してみるのが吉。ジム・ホール中級者以上むけってことで星3つ。

詳細

アルバムタイトル(原題)
By Arrangement
アルバム名義
Jim Hall
アルバムタイトル(邦題)
N/A
アーティスト表記(日本語表記)
N/A
収録年
1998/1/12-14 - 1998/3/13
発売元,レーベル
Telarc International Corporation
所有盤
輸入CD
販売元
Telarc International Corporation
CD発売日
1998
規格品番
CD-83436
UPC
089408343629
定価
-

曲目

  1. Django
     作曲: John Lewis
  2. Waltz for Debby
     作曲:Bill Evans,Gene Lees
  3. Ruby, My Dear
     作曲:Thelonious Monk
  4. Goodbye
     作曲: Gordon Jenkins
  5. Art Song
     作曲:Jim Hall
  6. October Song
     作曲: Jim Hall
  7. Wendy
     作曲:Paul Desmond
  8. The Wind
     作曲:Jerry Gladstone,Russ Freeman
  9. Whisper Not
     作曲:Benny Golson

演奏者

Jim Hall
electric guitar,acoustic guitar,fletless classical guitar,12-strings guitar
Scott Colley
bass
Terry Clarke
drums
Pat Metheny
acoustic guitar (on track 1)
The New York Voices
vocal,chorus(on track 2,8)
Tom Harrell
flugelhorn (on tracks 3,5,7,9)
Jim Pugh
trombone (on track 3)
Marcus Rojas
tuba (on track 3)
Joe Lovano
clarinet,soprano sax (on track 4)
Loise Schuman
viola (on track 6)
Greg Osby
alto sax (on track 8)
Alex Brofsky
horns (on track 9)
*Omit
strings

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : レーベル.Telarc 演奏編成.ビッグバンド 共演者.ScottColley 共演者.TerryClarke 共演者.TomHarrell 共演者.JoeLovano 共演者.GregOsby 共演者.PatMetheny

拍手する
プロフィール

kawagu

Author:kawagu
江ノ島が好き。

カテゴリ
タグ(サブカテゴリ)
最新記事
リンク
最新コメント
Amazon
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。